夫の不倫を目撃した日に痴漢されて、自ら堕ちていく人妻
ホテルに入っていく夫の姿を見てしまった後、満員電車の中で痴漢されてしまった私。怖いのに、次々と与えられる久々の快感に、身体は熱を帯びてしまう。『続きがしたかったら、また明日おいで』そんな痴漢男の言葉が忘れられない私は自ら電車に乗り込んでしまい…
走ったのなんて、久しぶりだ。
滑り込むように、閉まる電車に飛び込んだ。
(最悪…)
扉付近で立ちながら、泣きそうになるのをこらえる。
(キレイな人だったな)
夫と並んでホテルに入って行ったのは、とてもキレイな女性だった。
やはり男の人は、ああいう女性に色気を感じるのだろうか。
ここ2年、ずっとレスな私たち夫婦。
夫の怪しげな態度を見て、まさかとは思ったけど…
(尾行なんてやめてけば良かった)
虚しくて仕方ない。
女としての自信が、ガラガラと崩れていく。
*****
ふと気づくと、帰宅時間なのか電車の中はパンパンになっていた。
すし詰め状態で、 壁に押し付けられる。
(あれ?)
お尻のあたりの違和感に気づき、少し身をよじる。
カバンだろうか、何かでしきりにお尻をつつかれている気がするのだ。
(…気のせいよね)
満員電車なのだから、人と密着してしまうのは仕方ない。
そう思い、気にしないように意識をそらそうとする。
つんつんと当たっているものが、今度は明らかにお尻に押さえつけられた。
それはお尻の右頬に密着し、さわさわと動き出す。
手だ。
お尻をくすぐるように動く感覚に、気のせいじゃないことを実感する。
(どうしよう、痴漢だ…)
痴漢をされるなんて久しぶりのことで、驚いて硬直してしまう。
私が何も言えないのをいいことに、お尻を撫で回す手がさらに下へ移動する。
その手は太ももを這い、スカートの裾をめくり上げた。
そしてショーツ越しに、私のお尻を揉みしだく。
(やっ、待って待って!)
あまりの大胆さに、恐怖を覚える。
「あの…やめてください」
横目で後ろを見ながら、小声で訴える。
でもその手は、私の訴えなど気にしない様子でどんどんと大胆になっていく。
「…っ!」
つーっと割れ目をなぞる感覚に、ビクンと身体が跳ねる。
割れ目を爪先で往復され、手で制止しようとその腕に触れる。
それでも指は全く止まる様子がない。
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