君とピアス (Page 4)
*****
「また会ってくれるかな?」
僕は真琴さんの髪を撫でながら思い切って聞いた。
僕はもう真琴さんに夢中だったから。
「うん。いいよ。最高よ。不倫四十おやじに貢いでた時間一気に上書きされちゃったわ」
「へー。僕、なかなかのもんだね」
「ねえ、次は葵君の耳貫通させて。初ピアス。私ばかりが貫通させられるのなんだし」
「え」
僕はピアッサーの鋭い針を思い出して、「や、優しくしてください」と年上の恋人に弱弱しく頼むことしかできなかった。
Fin.
*****
「また会ってくれるかな?」
僕は真琴さんの髪を撫でながら思い切って聞いた。
僕はもう真琴さんに夢中だったから。
「うん。いいよ。最高よ。不倫四十おやじに貢いでた時間一気に上書きされちゃったわ」
「へー。僕、なかなかのもんだね」
「ねえ、次は葵君の耳貫通させて。初ピアス。私ばかりが貫通させられるのなんだし」
「え」
僕はピアッサーの鋭い針を思い出して、「や、優しくしてください」と年上の恋人に弱弱しく頼むことしかできなかった。
Fin.
レビューはまだありません。最初のレビューを書いてみませんか?
73800Views
56500Views
45000Views
27900Views
26400Views
23800Views
22900Views
20300Views
15300Views
11600Views
レビューを書く