あなたを知りたい、ただそれだけのこと。 (Page 2)

『そんなこと…』

手で胸を隠そうとする彼女に、再び激しく口付けた。

逃げようとする舌を捕まえては、強く吸って、時折甘噛みし、夢中になって唾液を混ぜ合って。

ゆっくりと唇を離すと、名残惜しそうな銀色の糸が僕と彼女の間を紡いでいた。

ストッキングと下着を奪い取り、内腿に手を這わせながら、彼女の大切なそっと部分に触れてみると…。

そこからはすでにしっとりと蜜が溢れ出ていて濡れていた。

まるですぐにでも入れて欲しいと言っているように…。

「キスだけなのにこんなに濡らして可愛い素直な身体。でもココはまた後のお楽しみです。まずはこっちから」

豊満な胸を覆い隠す下着を下にずらせば、透き通るような白い肌に、淡い桜色をした突起がツンと可愛らしく主張していた。

それをぱくりと口に含み、舌を絡ませながら転がす。

『ああん…だめ…あ、ああ…』

彼女の背中が大きく反り返えった。

僕の愛撫に応えてくれる月野さんに、沸き上がってくる欲情に抑えが効かなくなる。

『あっ、あっ…だめ…だめなの…はぁんっ』

甘い嬌声を上げながら、身体をビク、ビク、と小さく震わせた。

「お預け、辛かったですよね。我慢したご褒美です」

右手を内腿にそっと滑らせ、そのまま秘部へと指を這わせれば、月野さんから溢れ出た愛蜜が僕の指にねっとりと絡みついてきた。

溢れ出た蜜の分だけ僕に感じてくれているのだと思うと、尚更愛しく思ってしまう。

僕はしゃがみこんで、立ったままの彼女の下半身へと顔を近づけた。

「濡れすぎてテカテカ光ってますよ？」

『っやぁ…あ…見ないで…』

「こんな可愛いのに、見ないでなんて無理に決まってるじゃないですか」　

指でくぱぁっとピンク色の花びらを開くと、隠れていた蜜壺の入り口が顔を見せた。

蜜を零しながら、ヒクヒクと小さく痙攣しているソコは、僕を誘っているようにしか見えない。

「ここは好きですか？」

秘部の真ん中に咲いている小さな蕾を、指先できゅっと弾いた。

『ひゃ、あ…ん…そこ、ダメ…や…あぁああっ』

「月野さんのダメって、まったく説得力ないですよね」

僕は手慣れた手つきで月野さんの敏感な部分を弄ぶ。

『いやっ…あ…だめぇ…ああっ』

「だから、説得力なさすぎですって」

『あ、あ…ふ…んっ』

親指で蕾を転がし弄びながら、人差し指と中指を蜜壺へと差し込み掻き回した。

『ぁああっ…も、だめ…あああ……』

立っているのがやっとと言うように脚をガクガクと震わせながら、絶頂に昇りつめそうになったであろうその直前で、ぴたりと手の動きを止めた。