ルームメイトに彼氏とのセックスを覗かれたのでお仕置きしちゃいました (Page 2)
「朱音、今日はキスも激しい」
「そう?今日はすっごいエッチな気分だからかな?」
春斗は嬉しそうな顔をして「朱音~!」なんて言いながら覆いかぶさってきた。
実は最近少しセックスがマンネリ化しているように思っていたから、芽衣子のことは丁度いい刺激になるだろう。
ブラジャーをずらしてぷるんとはみ出た胸にしゃぶりつく。
「ああんっ!」
芽衣子が覗きやすいように、さもセックスに夢中になっていますという風な大きな声で喘いでみた。
微かな音をたてて、ドアの取っ手がゆっくりと下がる。
芽衣子が部屋を覗こうとしているのだとわかった。
勿論ドアの方は見ずに知らない顔をしてセックスに夢中…な、ふりをする。
そっと微かに開いたドアの隙間から人の気配がする。
ドアを閉め忘れていたのではなく、もしかすると私が気付くより前から芽衣子はこうして覗いていたのかもしれない。
そう思えるくらい、芽衣子の一連の動作に慣れを感じた。
「朱音、舐めさせて」
いつものように一足先に素っ裸になり待ち構えてる春斗に、人差し指を唇にあてて「しーっ」と静かにしてほしいことをジェスチャーで伝える。
春斗はワケがわからないままだが、とりあえず小さく頷いた。
私は素早く起き上がり、そのままの勢いでドアまで行き全開にした。
思いがけない私の行動に、芽衣子はその場で膝立ちのまま茫然としている。
スカートの中に手を入れ、トップスを捲りあげて自分で胸も触っていたのだろうと予想できた。
「きゃぁっ!」
「わぁ!!」
見つかると思っていなかった芽衣子と、見られていると思っていなかった春斗の悲鳴。
この場で笑顔なのは私だけ。
「芽衣子、何してるの?」
「ご、ごめんなさい、声をかけようとしたんだけど、二人ともエッチなことを初めちゃったから声をかけられなくて」
「そう。何の用事だったの?パンツに手を入れて」
そう言われて慌てて乱れた服を整える。
「どうする?春斗」
「ど、どうって…」
「芽衣子、覗いてたのは今日が初めてじゃないんだよ?
「えええ!?芽衣子ちゃん、そうなの?」
「……ごめんなさい…」
しゅんと項垂れる芽衣子を見ていると、春斗にもむくむくとSっ気が沸き上がってきたようだ。
「見られていたなんていい気分じゃないな。それに俺と朱音のセックスを見て自分でしていたの?」
「これは…そのぅ…」
芽衣子が胸の辺りで指をもじもじと動かす。
「芽衣子って可愛い顔して本当は淫乱だったんだ」
「違う!私はそんな…」
「え、嘘をつくの?春斗、これはお仕置きが必要なんじゃない?」
「そうだね、素直に反省するなら許してあげたのに、嘘をつくなんてがっかりだよ」
段々と悦に入ってきたのか、やけに芝居がかった言い方になっている。
私は芽衣子の腕を引っ張って部屋の中へ連れ込んだ。
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