アロマの香りに導かれて

・作

仕事終わり、残業で疲れた私は帰り道で見かけたアロママッサージ店を訪れた。マッサージが進むにつれて、なんだか身体が火照り、下腹部が甘く疼くような…。アロマの香りに包まれて、ドSな店員さんに乱されていきます。

仕事終わり、残業で疲れた私はとある店の前で足を止めた。

アロママッサージか…行ってみようかな。

「こんばんは。当店は初めてですか?」

対応してくれたのはスラッとした長身の綺麗な顔立ちの男性だった。

『はい。予約してないんですけど、今からいけますか?』

「大丈夫ですよ。こちらに名前を記入して、個室で着替えてお待ちくださいね。後ほどお伺いします」

個室に入り、渡された紙の下着に着替えを済ます。

着替えてみると、大事な部分だけを隠すだけの面積の少ない下着に少しの羞恥心と抵抗感があった。

「お着替え大丈夫ですか?」

『あ、はーい』

入ってきたのは先程受付をしてくれた男性だった。

「失礼します。改めて、本日施術を担当させて頂く啓治と言います。よろしくお願いします」

『お願いします』

「早速始めていきますね。楓香さんは好きな香りとかありますか?」

『いえ、とくに…啓治さんのオススメで』

「かしこまりました。ではベッドに横になってリラックスしてください」

アロママッサージなんて言うから、てっきり女性にされるんだと思っていたら…。

緊張で自然と身体に力が入ってしまう。

「大丈夫ですよ。僕、得意なんで。力を抜いて僕に身を任せてくださいね」

『は、はい…』

「では、僕のオススメのアロマを使っていきますね」

全身にアロマオイルを塗られ、甘く濃厚な香りに包まれながら、啓治さんの手が私の身体へと優しく触れる。

「随分お疲れのようで。しっかりほぐしていきますね」

首筋、腕、背中、腰、太腿…。

気のせいかな…触れられたところから熱くなるような…。

それになんだか、どんどん手つきがいやらしくなってる気がする…。

『あっ…啓治さんっ…これっ…マッサージ、なんですよね…?』

「そうですよ?どうされました?」

『いえ…んっ…んんッ…何も…』

啓治さんに触れられたところ、どんどん敏感になっていく…。

「では、少し下着をずらしますね」

そう言うと、啓治さんは突然下着を上にずらし、私の胸に唇を這わした。

ちゅっ、ちゅっといやらしく音を立てながら。

『えっ!?ああっ…ぁん…ふぁ…』

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