海の家でのバイトでひと夏の恋 (Page 3)

胸の形が彼の手の中で自在に変わる。声を上げないように人差し指を口に強くあてる。焦らすように赤くはれた先端を避けて、手が触れる。

「んっ、はぁっ」

「いい子だね、ちゃんと声押さえられて」

軽く瞼にキスさて、くすぐったさに目を細める。その瞬間、ぴんと尖りきっていた先端に指先が触れる。親指と人差し指でしごくように擦られて、もう片方は手のひらで転がされる。全然違う刺激にこみ上げる声を必死に抑え込む。アイスを舐めるみたいに舌が当てられて、びくっと背中が震える。

「しょっぱい」

「海で遊んでたから…」

「そっか、なら仕方がないね」

口直しとばかりに唇にキスされる。胸に唇が触れ、ぎりぎり水着で隠れるところに跡を刻まれる。愛おし気にその跡を撫でられて胸がどきんと高鳴る。胸への愛撫は続けたまま、片方の手がウェストを撫でる。夏らしい熱風より熱い掌が腰を撫でて下の水着の中に手を入れ、そっと撫でられる。

「んんっ！」

「濡れてる。これは海水じゃないよね」

耳元で囁かれ、それだけで体の内から蜜がとろっとこぼれる感覚がした。見なくてもわかるぐらい濡れてぐずぐずのわれめを指が大胆に撫でる。指先が軽くクリを掠める。

「んんぅっ、はぁっ」

呼吸が弾む。溢れる蜜を掬ってくにくにとクリを擦られる。ときどき指が早くなり、ぞくぞくっと快感が走る。快感と蜜がこぼれ出る感覚だけが鮮明で、頭がだんだんぼんやりしてくる。まだ固い入り口を優しく撫でられる。蜜を潤滑油代わりにして、ゆっくり指が挿入される。

「痛くない？」

「痛くない、大丈夫…」

私が言い終わると同時にさらに深く指が潜り込む。ざらりとしたところを擦られ、上がりそうになった声を飲み込む。

物足りなさに無意識に膝を曲げる。もっと深く欲しいとねだる様に、ナカがうねる。蜜を掬い濡れた指がもう一本挿入される。さっきまでとは違う所も擦られ、腰が揺れる。こぷこぷとさらに蜜を零す。ついきゅっと指を噛んでしまう。唇から指を外され、口をふさがれる。舌を絡められ自然と声がくぐもり飲み込まれていく。

「噛むなよ。女の子なんだから、身体傷つけんな」

突然の女の子扱いに胸がときめく。

キスをしながら、激しく抜き差しされもっともっとと欲しがりな身体は受け入れる準備を整えていく。一気に指を抜き、指先から糸を引く蜜を舐めとる。下の水着を脱がし、先程から水着をおしあげていたモノを取り出す。勃ち上がったモノがぴったりと入り口にあてられた。