単位をください。悪魔の囁きにのせられて (Page 2)
秋元先生は私の問いに答えず、ゆっくりと近づいてきて、持っていた縄跳びで両手首を結び始めた。
『や、やだっ…!』
「抵抗できる立場か?君は先生の言うことを聞くしかないんだ。卒業したくないなら別だけどな」
冷たい目で睨まれ、萎縮した私は抵抗することをやめてしまった。
「いい子だ。先生の言うことをちゃんと聞いていればすぐに終わるから」
手首を結び終えた秋元先生は、逆らえない私の身体を慣れた手つきでロープを使い縛り上げていく。
これから何が始まるのか想像がついてしまい、涙が零れる。
こんなの絶対におかしいのに…だけど単位を落とすわけにはいかない…。
私を縛り終えた先生はビデオカメラの録画を回し始めた。
「先生の言う言葉を真似しなさい。“単位をください。なんでもします”」
『え…』
「聞こえなかったのか?」
怖い…早く帰りたい…。
『単位をください…なんでもします…』
感情を持たないロボットのように、指示された言葉を言い終えた瞬間、秋元先生は私を足元のマットに押し倒した。
「こんな短いスカート履いて先生を誘惑して、悪い子だ」
私の膝を掴んで強引に脚を開かされる。
『いやぁっ!!』
抵抗しようにも、体を縛られて自由を奪われた状態で、男性の力に敵うわけもない。
先生はハサミを取り出し、セーラー服を切り刻み始めた。
『た、助けて…』
「怪我したくないなら動くな」
願いも虚しく、下着のホックが外され、外気に晒される私の胸。
ロープで身体を縛られていることによって、まるで胸を強調しているかのようだった。
恐怖に震える私を他所目に、先生は胸の頂にある桃色の小さな果実を咥え、舌先を絡ませながら、チュウチュウと吸いつく。
『ぁああ、ンッ…秋元せんせっ…はぁ…あンッ…』
無理やりな行為にも関わらず、先生の丁寧な舌遣いが生み出す甘美な快感に身体は反応し声が出てしまう。
「そんな声を出して、随分感じているようだな」
『違っ…もうこれ以上は…お願いしますっ…』
こんなことをされて感じでしまっているなんて、あまりにも恥ずかしい…。
せめてもの抵抗を、と、首を左右に振って懇願した。
けれど、そんな私の姿はかえって秋元先生の加虐心を煽り立てただけだった。
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