眠り姫。夢か現か、快楽シンドローム

・作

会社の新人歓迎会に呼ばれた詩織。上司に勧められるがままにお酒を飲んでいたら、いつしか眠ってしまって…。詩織を酔わせて眠らすことは上司たちの策略だった!?個室居酒屋で知らない間に始まる詩織が主役の輪姦パーティー。

今夜は居酒屋で会社の飲み会。

入社したばかりの詩織の歓迎会だ。

集まったのは詩織と同じ部署の亮、智、慶一だった。

『今日は飲み会まで開いて頂いてありがとうございます』
 

「新人が入社したら恒例なんだよ。個室だから酔ってハメ外してもオッケー」

黒縁の眼鏡が似合う亮が言った。

「今日は詩織ちゃんが主役なんだから、好きなだけ飲んでよ」

詩織にふんわりと笑いかけながら智が続けた。

『私、お酒そんなに強くなくて…』

「大丈夫大丈夫!酔い潰れても今日は華金だし」

男性三人の中で一番若い慶一だ。

三人とも美形揃いで、そんな人たちに囲まれて、詩織は内心ドキドキとしていた。

「じゃあ、詩織ちゃんの入社を祝って、カンパイ!」

「「『カンパーイ♪』」」

こうして始まった新人歓迎会。

男達が優しい笑顔の下で、妖しい笑みを浮かべていたなんて、この時の詩織は知る由もなかった…。

*****

飲み会が始まって数十分後…。

「詩織ちゃん、全然呑んでないじゃん。もっと呑みな」

『ありがとぉございます…亮さぁん…』

アルコールが回ってきて、詩織は目をウトウトさせながらも、グラスに注がれたお酒を呑んでいた。

お酒のせいで強烈な睡魔に襲われる詩織。

次第に重くなる瞼。

気を抜いたら今にも眠ってしまいそうな程に意識が朦朧としていた。

そんな詩織を黒い笑みを浮かべて見ている男達。

「詩織ちゃん、だいぶ顔赤いけど、ちょっと横になったら?」

智が口を開く。

『でもぉ…先輩たちいるのにぃ…』

「会社の外なんだから今日は無礼講だよ、遠慮すんなって」

慶一が詩織の肩に手を置いて囁く。

『じゃあ…少しだけ…少ししたら、起こしてください、ね…』

詩織はテーブルの横の空いたスペースに移動し、畳に横たわった。

詩織が眠りにつく、その時を待つ男たち。

これから自分の身に起こる事など何も知らずに、詩織は深い眠りに堕ちていった…。

すやすやと寝息を立てて眠る詩織。

「寝たな」

「あぁ」

亮が発した言葉に智がニヤリと答える。

「お酒弱いってホントだったんだ」

慶一が呟いた。

「じゃ、始めますか」

三人は気持ち良さそうに眠る詩織を囲む。

亮が詩織のスーツに手を掛けたのを合図に、三人の男たちの悪巧みによるイケナイ遊戯は始まった…。

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