年上の甘い彼氏に調教されてます (Page 3)

「ゆっくりだよ、そうゆっくり。いいこいいこ。ふふっ、物欲しそうな顔」

「あぁ、も、足りなっ…」

「だめだよ。まだがまんだよ。上手に待て出来るよね?」

微笑んでいるのが分かるような含みのある甘い声、吐息交じりの声を聞くだけでまた蜜がにじむ。自然と峻さんがクマを撫でるのと同じテンポで撫でる。じわじわと繊維の間から蜜がこぼれ、下着の上からなのに蜜が指先に絡む。少し強めに撫でるとくぷりと蜜が音を立てた。それが合図のように手を早める。

「紫苑、少し休憩にしようか。疲れたでしょ。手を止める必要はないよ?ゆっくり、ゆっくり撫でるんだよ?」

「あ、そんなぁっ…」

「可愛いね、紫苑。紫苑は賢い子もだもんね?僕の優秀な生徒だったよ、だからね。まだ、我慢だよ。待て、紫苑」

耳元でそうささやかれる。
ゆっくり下着の上から撫でてるだけなのに、染み出した蜜で指がべたべたになる。手が当たるところが熱い。途切れ途切れの吐息に掠れた小さな嬌声が混ざる。
実際は5分くらいだったと思うけれど、実際はもっと長く感じた。

「そろそろ休憩終わりだよ。いいこいいこ。早くしていいよ。見てて上がるからね、イって紫苑」

私はたまらず手を早く動かす。熱くなっていたそこを強く擦るとクリに擦れ、布越しのもどかしさも気持ちがよくて、悲鳴に近い声が漏れる。はあっと熱い吐息がこぼれる。ぐっと強く指を擦った瞬間に峻さんと目が合った。自分の淫らな姿をじっと見られてると思うと背筋に震えが走った。

「あっ!ーーーーーーーーっっ!!」

音にならない声がかすかに空気だけを震わせ、びくびくっと全身が波打った。ぱったりと倒れこんだ私の脚を開き、下着を抜き取られる。力が抜けきった私の手を取り、そっとクリにあてる。

「ふふっ、動かしたい?ゆっくりならいいよ。イッたらお仕置きね」

前お仕置きされたとき、さすがにあれは気が狂いそうだったので、快感とは違う寒気が背筋を走った。
恐る恐る手を動かす。すぐイきそうになるのを堪えて、ゆるゆると手を動かす。クリをかすめないように慎重に慎重に動かしていく。

「紫苑?物足りないよね?」

「でも、これ以上は本当にイッちゃうから!許して、峻さん!」

「仕方ないなぁ、紫苑は。まあ、その可愛い泣き顔に免じて特別だよ。10数えるまで待てたらいくらでもイっていいよ。ただ、ちょっとでも動かしたらまた10からやり直し」

峻さんの10数えるは10秒ではない。
時々、まれに本当に10秒のこともあるんだけれど、大体10数えるまでに2、3分普通にかかる。

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