年下彼氏の生意気な愛撫 (Page 5)

「そろそろ栓しないとね。てか、今日もかなりの乱れっぷりだから、もう我慢とか無理」

完全に勃ち上がる明宏のモノに、避妊具を手早く取り付ける。入り口にあてがわれたモノは蜜の助けを借りて一気に奥まで突きこまれた。目の端で白い火花が弾ける。

「あーっ、ああんっ、はあぁんっ!」

背筋が弓なりに反り、しなる。快感がものすごい勢いで背筋を駆けあがり、ぞくぞくぞくぅっ!と先ほどの比にならないくらいの快感に背筋どころか全身が震えた。

「は、挿れただけで軽くイッた?めちゃくちゃ締まる。俺のにぴったり吸い付いてもっともとっておねだりするみたいに締まってるのわかる。甘えん坊で欲しがりだな」

私の下腹部を大きな掌が撫でる。意識すると一気に感覚が鮮明になった気がした。きゅんきゅんとナカが締まる。それでいてもっと奥へ奥へと飲み込んでいく。
緩く抜き差しを2、3回してぐっと腰を掴まれ、激しく律動される。奥を突かれるたびにきゅんきゅんとナカが締まりうねる。ぱんぱんと肌がぶつかる音がする。激しい動きに縋るように背に腕を回した。

「小春、小春、こっち見て」

ぐいと顎を掴まれ、明宏と目が合った。滴る汗がぽたっと頬で弾ける。緩く開いていた唇を塞がれ、舌を絡められる。私も応えるように拙く舌を絡める。一際深くつきこまれた瞬間に、一回り大きくなった気がした。

「あ、あ、またイク!はあん、あ、イクッ!あーっ、ああんあああっ!」

「キツッ!ほんと欲しがりの名器だな。俺もイクッ」

ぶるっと震えた明宏をぎゅっと抱きしめた。

*****

保冷剤をタオルでくるんで目に当てる。ちゃんと冷やさないと明日腫れるなこれは。冷蔵庫から冷えたミネラルウォーターをコップに注がれた。コップを手に取ろうとするものの指先が震えて、持ってるだけで精一杯だった。

「貸してみ」

コップを手に取りぐっとあおった明宏が私の唇を塞ぐ。ぬるくなった水が口移しされて、飲み切れなかった水が口の端から少し零れた。こくんと飲み込んだのを見て零れた水を拭われる。

「はあっ、喉痛い。けほ、こほんっ。キスマークだけじゃなくて歯形もふえてない?鎖骨の下以外は覚えてないのに、いったいいつ付けたの」

「太腿は脚撫でた時、肩はイッた時。ちょうどいいところにあると噛みたくなるんだよなぁ。すぐ消えないのがいい。いいじゃん、痛くないんだから。俺なんて、シャツ擦れる度痛むんだけど。誰かさんが俺に縋りついてひっかくから」

ぐっと言葉を詰まらせた私をを見て生意気に笑う。ごまかすように少し咳払いをした。まだ少し声がかすれている。

「小春は可愛いなぁ。仕事中は強気なのに、ベッドの上では涙ぽろぽろ流しながら鳴いて、今はなんかしおらしい。一緒にいて飽きる気がしないもん。もう俺なしじゃ無理ってぐらい可愛がってあげる」

「お手柔らかに、優しく可愛がってね」

なんとなく素直になったのが気がずかしくって掛布団を頭までかぶると、掛布団ごと抱きしめられた。

Fin.

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