子供扱いじゃなくて女扱いして (Page 4)
布越しに指先が触れ、じわっと蜜が布から染み出す。あっという間に最後の一枚も取り払われ、先ほどよりさらに深い場所に指が触れる。くちゅくちゅと音を立てるぐらい濡れていて、じわりと頬が熱くなる。
「痛くない?」
「気持ちいい。…あ、あぁん、はあっ、んっ!」
そうとかよかったとかと言いながら徹君の指はどんどん激しくなる。クリに爪先が引っ掛かり、ぞわぞわっと背筋に快感が駆け上り体を震わせる。
寒いどころか暑いぐらいなのに鳥肌が立った。
蜜口から零れ落ちる蜜を掬い、敏感なところをなぞられ隠れていたクリまでも一緒に擦られる。
「あぁんっ、そこだめ。あ、あ、なんか来る!怖いっ!」
未知の感覚、初めての強い快感に沸いたのは漠然とした怖さだった。自分の形が崩れるような、自分が自分じゃなくなるような怖さ。少し震える指に指を絡められる。
「大丈夫、大丈夫。一度イッといたほうが楽だろうから。俺がちゃんと手を握ってるから、力抜いてゆっくり呼吸。うん、上手」
目じりから零れた涙を舌先でなめとられた。ぐっと膝裏に手をかけられ、そっと舌が触れた。ぴちゃぴちゃと音を立てて舐められ、聞こえる音にも責め立てられているみたいだった。強い快感が体の中で膨らんでいく。
「あ、徹君!こわっ、ああんっ!な、かきちゃう!イクッ!んっ、ああぁあんっ!」
目の前で何かが弾けた。弓なりに背筋が反り、一瞬のうちに快感が全身を駆け巡った。体の緊張がほどけ、息を吐く。呼吸すら忘れる一瞬だった。
「もっ…、欲しい」
「欲しがってくれるのはいいけど、もうちょっと解さないと辛いから。初めてならなおさら、いい思い出だけ残してほしいし」
イったばかりでとろとろ蜜をこぼしている蜜口のごく浅いところを徹君の中指が擦る。十分にぬかるんだそこはさらにぐずぐずにとろけ、蜜の助けを借りてより奥に入り込む。緩く出し入れされ、ナカをこすられる。指がある一点をこすり上げた。
「ああんっ、や、そこっ!他とちがっ、あっ、ああ、あ!」
「増やしても大丈夫そうだな」
人差し指が追加され、先ほどまで当たらなかった場所に当たり、嬌声が一段高くなる。じっくりと擦られ、目じりから零れる生理的な涙を片手で拭われ、ほほに唇が触れた。
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