触手に自由を奪われて…終わりのない螺旋快楽
ゲーム開発をする会社に勤める私は上司に呼び出されて新作ゲームを体験することに。女性向けゲームだと言われたそれは、触手に犯される陵辱ゲーム!?しかもそのゲーム内の様子は社内にリアルタイムで配信されていて…現実世界に戻ってみると触手だと思っていたものは、まさかの…。
『何で私がこんなこと…』
私は今バーチャル世界の森の中を、カメラ付きドローンと共に彷徨い歩いていた。
何故こんなことをしているのかと言うと、数時間前に遡る…。
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『榊部長。なんですか?私にしか頼めない仕事って』
「実は我が社で開発している新しいゲームの試作が完成したんです。それを美音さんに体験してもらい、感想を伺いたいんです」
私はゲームを開発する会社に勤めている。
新作を出せばいつもヒット記録を叩き出す大手メーカーだ。
『はぁ…。でも私以外にも社員は他にたくさんいますよね?私、今、他の案件を多く抱えておりまして…』
「女性向けの体験型ゲームなんです。知っての通り、この部署の社員は男性ばかりでしょう?無理を言いますが、今からお願いできますか?」
『今から、ですか?』
「試作に問題がなければすぐにでも発売に踏み切りたいんです。ライバル会社に先を越されるわけにはいかないですから。さぁ、こちらへ」
そう言って私が榊部長に連れていかれた部屋に置かれていたのは、ゴーグルとヘッドホン、そしてしっかりとした作りの椅子。
「ハードなゲームですからね。この椅子に乗って身を固定して安全を確保します。さぁ座って」
椅子に座ると、まさにM字開脚の状態で固定をされてしまった。
『ちょっと…なんですか、この格好…』
「美音さん、これは仕事ですよ。今から美音さんにはバーチャル世界で冒険をしてもらいます。奥の森に隠された秘宝をゲットできればゲームクリアです」
『それって女性向けのゲームなんですか?男性の方が好きそうなジャンルだと思いますが…』
「体験すればわかります。ゲーム内の様子はここのモニターにリアルタイムで映し出されますので。ゲームをクリアしたらこちらの世界に帰ってきてください。決して途中でリタイアしてはいけませんよ」
『は、はぁ…』
「ではこのヘッドホンとゴーグルを装着して。いってらっしゃい」
そうして私はこのバーチャル世界へと送り出されたのだった。
そんな⋯
サクラ さん 2023年9月30日