痴漢に1ヶ月開発されていました (Page 2)

ねっとりと、クリトリスを擦り、秘部全体をなぞっていく指に、菜月は声を殺すのに必死だった。
快感から逃げようと腰を動かすも、ドアと男に挟まれ、無意味だった。

「ふぁっ…んっ…ダメです、こんなとこで…」
「ここじゃなきゃ良いの?」
「あぁっ!んっ…そういう意味じゃ…」
「まあ、どっちにしろ、この先はね…」

突然動きをやめ、男は秘部から指を離した。
菜月は、その場に崩れそうになるのを、なんとかこらえる。しかし、ようやく解放された秘部が、熱を持ち初めていた。

「どう?」
「なに…?」
「媚薬。塗ってみたんだけど…良さそうだね」

菜月は脚をモジモジさせ、増していく熱を逃がそうとするが、焼石に水だった。

「ねえ、これからどうする?トイレで声殺して、1人でなんとかする?いっぱい塗ったから、すっごく時間かかると思うけど。いつまでもこもってたら、心配して人が集まってきちゃうかもね」
「ひゃんっ!」

脚の間に入れられた脚が、少し触れただけで、大きく体を震わせる菜月。

「それとも、僕と一緒に、この駅で降りる?」
「…っ!」

その言葉に、菜月は体温が上がった。

ちょうど駅につき、目の前のドアが開く。
男は、先にホームに降り、にっこりと菜月に手を伸ばした。

Fin.

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