お片付けに潜んだ罠
主婦の美弥は部屋の片づけの真っ最中に、高校時代の制服を見つけた。なぜこんなものを大事に保管していたのか、物持ちが良すぎないか、色々とあきれながら、思わず制服に着替える美弥。そこに夫の恭二が帰ってきて―。
ほんのおふざけのつもりだった。
まさか10年前の高校の制服がまだ着れるとは。
美弥は鏡の前でタイムスリップしたかのような自分の姿に唖然としていた。
部屋の片づけをしていて見つけたオーパーツだ。
「どうしてこんなもの、実家から持ってきちゃったのかしら。でも私すごいわね。体型変わってないなんて」
ふふんと得意げに笑う。
その時突然。
ガタンっ。
と大きな音がして振り向くと夫の恭二が立ち尽くしていた。
音の正体は恭二の手元から落ちた通勤カバン。
「違うのよこれは」
何が違うのかわからないがとにかく何か言わなければならない。
次の瞬間。
私の身体がふわっと空に浮いた。
恭二に抱きかかえられたのだ。
そのまま寝室に直行する恭二。
「や、やだちょっと恭二!」
恭二は恭しい手つきでベッドに私の体を横たえると言った。
「すごいよ。美弥。最高に可愛い」
恭二は私の身体に覆いかぶさると唇を吸ってきた。
「ん、んんんん」
美弥は目を白黒させながら恭二のキスを受け入れるしかなかった。
恭二の手が美弥の身体を撫でまわす。
「あ、ん」
恭二は美弥から顔を離す。
興奮に輝いた表情をしていた。
「ごめんね。最近忙しくてレス気味で。だからってここまで用意して盛り上げようとしてくれるなんて。僕はいいお嫁さんに恵まれたなあ」
なにか盛大な勘違いをしている。
「ブレザーか。可愛いなあ。僕はセーラー服より俄然ブレザー派なんだ」
恭二の指が胸元のリボンをほどく。
恭二は美弥の上着を脱がすと、スクールシャツ越しに美弥の身体にキスをした。
それから彼女の胸を手で覆うと柔らかい手つきで揉みしだき始める。
「あ、やんっ。恭二」
シャツ越しに乳房をやわやわと触られて、背中に軽い戦慄が走る。
「制服、買ったの?ほんとに似合ってる」
「じ、自前よ」
「まじで?すごいなおい。僕は高校生の美弥を抱こうとしているのか」
恭二は美弥のシャツのボタンを外すと、ブラジャーをめくりあげた。
裸の乳房をきゅっと握るととがった乳首に舌を這わせ始める。
「ああん。やんっ」
乳首が見る間にかたく勃起する。
恭二はそれを察すると、音を立てて乳首を吸い上げ始めた。
ジュルジュルと卑猥な音がし始める。
「んあっ。ふ…」
スイッチが入ったように全身が熱くなる。
股間が潤い出すのが分かる。
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