隣でうたた寝を始める彼女に欲情して、エッチな悪戯をしてたら歯止めがきかなくなってしまい!? (Page 4)
そう思いつつ、恐る恐る身体を離して陽毬を見ると不機嫌に目を逸らされて、サーッと血の気が引いた。
「マジでごめんて!もうしないからっ…」
必死で謝ると、ムスッとしたまま目線を合わされて再び緊張が走る。
「知らない間に色々されてるのは…怖いからやだ…」
少し赤い目で言われて、確かに…と思って何も反論出来なくなる。
「…ごめん」
「もう、いいよぉ」
ガチ凹みしてると頭を撫でられて、困ったように微笑む顔が愛しくて抱きしめてしまう。
「陽毬…」
キラキラした瞳を見つめながら、そぉっと口付けて髪を撫でる。
寝顔も可愛いけど、やっぱこの割れたビー玉みたいなキラキラした目が好きなんだよなぁ。
そんなことを考えていると、何か言いたげに訴えるみたいな目線を向けられているのを察した。
「裕介…」
名前を呼ばれてそっと目線を外される。
眠いから退けってことかと思っていると、遠慮がちに元気になったままのモノに触れられて、ビクッと身体が反応してしまう。
「続き…しないの?」
目を伏せたまま恥ずかしそうにそう言われて、一気に興奮が立ち上って来た。
「…する」
そう短く返して、俺は陽毬に覆い被さった。
Fin.
男性視点で女性向け
ハラハラしながら読んで、ラスト…ありがとうございます。きっと、燃えたんだろうなぁ。
名梨 さん 2022年9月17日