隣でうたた寝を始める彼女に欲情して、エッチな悪戯をしてたら歯止めがきかなくなってしまい!?
部屋でのんびり映画鑑賞の予定が…、隣に寄り添ってうたた寝してる彼女が可愛くてムラムラしてしまった俺。ちょっとだけエッチな悪戯をするつもりが、責め過ぎて寝てる彼女をイかせてしまう。そんなエッチな姿を見せられて歯止めがきかなくなった俺の行為は、益々エスカレートして…。
今日は俺のマンションに、彼女の陽毬が泊まりに来ている。
風呂から上がって、今はのんびり二人で映画鑑賞中だ。
…けど、なんかこの映画、正直あんまり面白く無いな。
そう思っていると、肩に寄りかかっている陽毬がやけに静かになってるのに気付いて、チラッと見ると案の定すやすや眠っていた。
…コイツ、自分でセレクトしておいて。
少し呆れつつも、この無防備で観察し放題な状況。
そぉっと肩を抱き寄せてみたり、シャンプーの匂いに集中してみたり、大分大きいTシャツに薄っすら透けるブラの色をチェックしてみたり、微妙な変態行為に励んでしまう。
化粧してないと、いつもよりあどけなくなる顔が可愛いくて、無言で覗き込んで延々と凝視していると、ふいに陽毬の瞼が開きそうな気がして、咄嗟に顔を上げた。
「…陽毬、寝るなら、ベッド行く?」
一応、平然を装ってそんなことを聞いてみるけど、当たり前に返事は無くて、規則正しい寝息だけが続いている。
寄り添ってくる柔らかさと温もりに妙にソワソワしてしまう。
このままだと、エロい悪戯をしてしまいそうだ。
「…ふっ…、しょうがないなー」
誰も聞いてないし、そわそわしてるのがバレバレな声色で呟いて、そぉっと陽毬を抱き抱えてベッドへ足を進める。
ベッドに安らかな寝息を立てている陽毬を寝かせた。
やることもないし、テレビを消したら自分も寝ようかな…。なんて考えていると、柔らかそうな唇に視線が釘付けになってしまった。
薄暗い中でもほんのり薄紅色なのが分かる。
「…陽毬」
小さく名前を呼んで、ベッドに腰掛けて頬をそぉっと撫でてみる。
スベスベの頬に指を這わせてから、ゆっくり唇をなぞる。
重そうな長い睫毛のせいか瞼は開く気配がなくて、段々顔を近付けて、じっくり寝顔を見つめてしまう。
変態行為をしてる自覚はある。
でも、あまりに可愛い…。可愛過ぎるだろコレは。
こんな光景を見れるのは彼氏の特権なわけで、もう何度もこの唇にキスしたことだってある。
そう思うとどうにもならない感情が湧き上がってくる。
「…可愛いなぁ…愛してるよ」
そっと、起きてたら恥ずかしくて到底言えない言葉を囁いて、頬に、首元にキスを落とす。
当然のように安らかな寝息しか返って来ないことに気が緩んで、髪に口付けて、耳の形を指でなぞる。
規則正しく寝息を立てる口元に、自身の唇を重ねて、小さい歯に舌を這わせる。
変態行為が加速すると共に興奮が高まって、収集がつかなくなってるのも感じるけれど、自制がきかなくて行為を続けてしまう。
そして遂に陽毬の上に跨って、Tシャツの上からそぉっと胸を弄って、首筋に舌を這わせた。
男性視点で女性向け
ハラハラしながら読んで、ラスト…ありがとうございます。きっと、燃えたんだろうなぁ。
名梨 さん 2022年9月17日