下級淫魔はえっちな修行中 (Page 4)
さてそれからのあたしの活躍は素晴らしかった。
世のオスたちを小生意気でエロエロな淫魔しぐさで夢中にさせてたっぷりと精液を搾り取った。
そうこうしているうちあたしはいつしか上級淫魔となった。
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ある日ふとおつきのものを従えながら庭を見下ろすと、草むしりで土まみれになったお粗末な下級淫魔がむせび泣いていた。
なるほど、下っ端淫魔を育てるのも楽しみの一つね。
「ねえそこのお嬢さん」
あの日の上級淫魔・ヴェスパー様の気持ちを解しながら私は彼女に声をかけたのだ。
Fin.
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