下級淫魔はえっちな修行中 (Page 2)

ヴェスパー様の部屋は磨き抜かれていて、一歩踏み出して部屋に入るのも気が引ける。

そんなあたしが面白いのかくすくすと笑いながらヴェスパー様はベッドにしどけなく横たわっている。

「かわいい子じゃないか。さあ服を脱いで、おいで」

言われるままに粗末な衣装を脱ぐ。

プルンと乳房が揺れて外気に触れる。

脚の間をもじもじさせているのはもう濡れ始めているから。

だって百戦錬磨の絶世の美形の上級淫魔様の愛撫をこれから受けるというのよ。

どうして平常心でいられる?

*****

「おやおや、もうあそこからよだれがこぼれてる」

のどを鳴らして笑われて顔がかっと熱くなる。

「さてお嬢さん、私はどちらの性にもなれるがどちらがいい?」

「では男で」

躊躇なく答えた。だってペニス、好きだもん。

*****

ヴェスパー様が薄手の衣を脱ぐとそこには血管の浮き出たそれはもう立派なペニスがその股から屹立していて、思わずつばを飲み込む。

「ああ!」

それを見ただけで軽くイってしまった。ヴェスパー様は吹き出した。

「しょうがない子だね。ほら」

ふわりと身体が浮かびヴェスパー様のそばに横たえさせられた。

「上級淫魔ともなればこんな魔法も使えるのですね」

「そうだよ。きみもがんばりなさい」

「無理ですぅ」

「無理って言わない。さあ」

ヴェスパー様はご自分の屹立したペニスを指さした。

「がんばってたっぷりと精を絞り出してごらん」

あたしはこくんとうなずいた。

*****

まずはお口での奉仕だ。

お口でだけでも精液を吸い取るのが与えられたミッション。

だけど。

ああ、どくどく脈打つような血管が這う立派すぎるペニスに舌を這わせるだけで乳首がつんっと硬くなって、あそこから愛液がとろとろにじみ出てくる。

おかしくなりそうな意識に喝を入れ、ペニスの先端を口に含み、しゃぶる。

「ん…ふっ」

ヴェスパー様のペニスは硬く勃起しているのに先走りの液もこぼれてこない。

鈴口を舌で撫でしゃぶり、よだれでとろけたところを指でしごく。

カリ首、竿にもまんべんなく舌を這わせて、睾丸をくわえる。

「んんん。うううう」

だめ。やっぱりイっちゃう。

触ってもないのにあたしの子宮がギュンギュンしてきてあたしは達してしまった。

ベッドに横たわるあたしを見て

「これは重傷だ」

とヴェスパー様はあきれた様子で言った。

「仕方がない子だ。少し元気を分けてあげよう」

*****

ヴェスパー様は身体をずらしてあたしの足元に。太ももを脚で割ると大きなペニスをあたしの股間に当て、一気に貫いた。

「ひいいいいいいいいい」

背をそらせ悲鳴をあげる。

ごりゅごりゅと上級淫魔のソレが内側をこすり上げると身体じゅうに電流のような鋭い快感が駆け巡る。

「あ!ひいいい。気持ちいい。気持ちいいです。ああああ」

「少しだけだよ」

ヴェスパー様は息も荒げず腰を強く叩きつけた。

ゴボっと精液が噴き出してあたしの中にとろりと流れ込む。

「あ、あああ」

言葉にならない愉悦とともに疲弊した身体にエネルギーが戻ってくる。

「さあ、もう一度がんばりなさい」

ヴェスパー様が笑う。

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