100点なオレ様の弱点!?

・作

営業成績トップ、社内のスポーツ大会でもナンバーワンの兵藤(ひょうどう)は俗に言うオレ様系であり、皆に一目置かれる存在だった。しかしそんな彼にも弱点が…。「やめろ!俺に女経験の話を聞くな!」そんな彼に同僚の事務員である私が気持ちいい夜の遊びを仕掛ける。

「また兵頭がダントツかよ」

「当然だろ?」

男性社員が今月の成績のグラフの前に人だかりを作り、自らの営業成績について盛り上がっていた。

兵藤、と呼ばれる彼はうちの会社の成績トップで、運動神経も良い万能な男だ。

彼は俺様なところはあるが、善を尽くして悪を嫌う真っ直ぐかつ純情な男だ。

私も事務員ながら、彼の細かい気配りには助けられることが多い。

「ここの字間違ってたから直しといた」

「あっ、ありがとうございます」

「当然だろ?」

そのような性格なこともあり、彼は人気者であることは言わずもがなだった。

ただ、私は彼の唯一の弱点を知っていた。

*****

ある日、私は仕事の相談をしたいと彼を飲みに誘った。

彼は勿論快諾してくれた。

「んで、この俺に相談したいって何をさ」

「あはは、相談というより、実は話を聞いて欲しかったんだ…」

「まあ、この俺が聞けねえ話なんてねえさ」

その言葉に私は思わず笑みを溢した。

「兵藤君ってさ、童貞ってホント?」

「…えっ?」

彼は顔を真っ赤にして、「はぁ!そんなわけっ、ねえだろっ!」と声を張り上げる。

あからさまに図星だった。

そんな彼の手の上にそっと手を乗せて、私は優しく包み込む。

「大人にしてあげる。あなたのこと…」

2人で店を出て、そのままホテルへと直行した。

*****

「っ…ああっ、やめ、ってくれっ…」

私はじゅる、じゅると彼のものをしゃぶりながら赤面する彼の顔を見る。

私には、友達の性欲発散のためのフェラをお金をもらってやっていた過去がある。

そのうち、お金もうけから男の恥ずかしそうな顔を見るフェチズムに変化していった。

まさか彼が初めても済ませていなかったとは。

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