どっちが好きなの? (Page 2)

*****

「じゃ、さっそく」

二人はにこにこしながら私を見ると、突然玲央君が私の後ろに回り込んでくる。

「ちょっと準備するから後ろ向いてて?」

そんなに課題が多いのだろうか、と一つため息をついて後ろを向く。

途端、私の視界が真っ暗に覆われた。

「教えてくれるよね、姉さんのこと?」

「大丈夫、優しくするからさ」

暗い視界の中、触られているという感覚が鋭くなる。

ボタンをはずす音が聞こえて、暫くして素肌が晒された感覚を感じた。

「どっちが気持ちいいか教えてね?」

二人はそう言うと、二つの乳首に強い刺激が走った。

「や、っ!」

そのまま二人は乳首を愛撫し続ける。

「さあ、右を刺激してるのはどっちだ?」

「わ、わかんないよっ、どっちも、きもち、いいよっ」

「残念でしたー。俺だよ」

玲央君の声が聞こえた途端、電流のような気持ちよさは激しくなった。

「姉さんの肌、なめちゃう」

「つるつる~すべすべ~」

二人はそうやって更に私の肌を愛撫し続ける。

優しい、ぬるっとした感触が、気持ちよかった。

そしてそのぬるりとした感触は腰へ、太ももへと移り、そしてあそこに達した。

舐められるたびに刺激が体を走り、つい体が震えてしまう。

「姉さん、俺のこと好き?」

大河君の声が聞こえる。

「いや、姉さんが好きなのは俺だよね?」

その声が聞こえて、幼いころ二人が言った言葉を思い出した。

『おおきくなったら姉ちゃんは俺たちのだからね!!』

「選べない…よぉ」

「じゃ、順番で俺たちのこと、受け入れてくれるよね?」

玲央君がそういうと、彼のものを私の中に入れてきた。

「えへへ、姉さんの中あったかい」

「ずるっ。じゃあ、俺のも受け止めてね」

大河君は少しむすっとした声で、「口、開けてほしいな。おっきく」と私に言う。

私が大きく口を開けると、口の中に何か温かいものが入ってきた。

「なめて」

その言葉とともに、それが大河君のものであると理解した。

玲央君は腰を激しく振り始める。

「姉ちゃん、好きだよ、おれっ、ねえちゃんと、きもちよく、なりたいよぉ」

「ずるい!俺も姉ちゃんに気持ちよくしてほしい!」

二人の言葉はどこか幼いころを思い出させるような様子で、私は口の中のものをなめ始める。

「きも、ち、いい?」

「ん、あっ、ねえちゃん、きもちいい、よっ」

そうして三人で交わり続けた。

「おふ、つかれるの、ひもちいいよっ」

「俺も気持ちいいよぉ!ねえちゃん、俺、出ちゃう、出しちゃう!」

「たいがくん、もっ、きもちいひ、ぃっ?」

口の中に大河君のものがあるせいで、うまく話せなかった。

「俺も出ちゃうよ、口の中に、出しちゃうよぉ」

そうしてそのまま、三人でイッた。

*****

「ごめんなさい!!!」

二人は口を揃えて私に頭を下げてきた。

「俺たち、姉さんのこと好きだけど、ずっとなあなあな感じだったから!」

「いいよ、それは私も悪いしね。好きだよ」

そう言って二人の頭をやさしくなでると、二人は安心した表情を浮かべた。

「でも、いつかどっちが好きか、教えてね?」

Fin.

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公開日:

感想・レビュー

1件のレビュー

どっちが好きなの?のレビュー一覧

  • 弟が可愛い!

    二人とも可愛くって私も取り愛されたくなっちゃいました…!!かわいい!

    ゆきの さん 2021年9月27日

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