どっちが好きなの? (Page 2)
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「じゃ、さっそく」
二人はにこにこしながら私を見ると、突然玲央君が私の後ろに回り込んでくる。
「ちょっと準備するから後ろ向いてて?」
そんなに課題が多いのだろうか、と一つため息をついて後ろを向く。
途端、私の視界が真っ暗に覆われた。
「教えてくれるよね、姉さんのこと?」
「大丈夫、優しくするからさ」
暗い視界の中、触られているという感覚が鋭くなる。
ボタンをはずす音が聞こえて、暫くして素肌が晒された感覚を感じた。
「どっちが気持ちいいか教えてね?」
二人はそう言うと、二つの乳首に強い刺激が走った。
「や、っ!」
そのまま二人は乳首を愛撫し続ける。
「さあ、右を刺激してるのはどっちだ?」
「わ、わかんないよっ、どっちも、きもち、いいよっ」
「残念でしたー。俺だよ」
玲央君の声が聞こえた途端、電流のような気持ちよさは激しくなった。
「姉さんの肌、なめちゃう」
「つるつる~すべすべ~」
二人はそうやって更に私の肌を愛撫し続ける。
優しい、ぬるっとした感触が、気持ちよかった。
そしてそのぬるりとした感触は腰へ、太ももへと移り、そしてあそこに達した。
舐められるたびに刺激が体を走り、つい体が震えてしまう。
「姉さん、俺のこと好き?」
大河君の声が聞こえる。
「いや、姉さんが好きなのは俺だよね?」
その声が聞こえて、幼いころ二人が言った言葉を思い出した。
『おおきくなったら姉ちゃんは俺たちのだからね!!』
「選べない…よぉ」
「じゃ、順番で俺たちのこと、受け入れてくれるよね?」
玲央君がそういうと、彼のものを私の中に入れてきた。
「えへへ、姉さんの中あったかい」
「ずるっ。じゃあ、俺のも受け止めてね」
大河君は少しむすっとした声で、「口、開けてほしいな。おっきく」と私に言う。
私が大きく口を開けると、口の中に何か温かいものが入ってきた。
「なめて」
その言葉とともに、それが大河君のものであると理解した。
玲央君は腰を激しく振り始める。
「姉ちゃん、好きだよ、おれっ、ねえちゃんと、きもちよく、なりたいよぉ」
「ずるい!俺も姉ちゃんに気持ちよくしてほしい!」
二人の言葉はどこか幼いころを思い出させるような様子で、私は口の中のものをなめ始める。
「きも、ち、いい?」
「ん、あっ、ねえちゃん、きもちいい、よっ」
そうして三人で交わり続けた。
「おふ、つかれるの、ひもちいいよっ」
「俺も気持ちいいよぉ!ねえちゃん、俺、出ちゃう、出しちゃう!」
「たいがくん、もっ、きもちいひ、ぃっ?」
口の中に大河君のものがあるせいで、うまく話せなかった。
「俺も出ちゃうよ、口の中に、出しちゃうよぉ」
そうしてそのまま、三人でイッた。
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「ごめんなさい!!!」
二人は口を揃えて私に頭を下げてきた。
「俺たち、姉さんのこと好きだけど、ずっとなあなあな感じだったから!」
「いいよ、それは私も悪いしね。好きだよ」
そう言って二人の頭をやさしくなでると、二人は安心した表情を浮かべた。
「でも、いつかどっちが好きか、教えてね?」
Fin.
弟が可愛い!
二人とも可愛くって私も取り愛されたくなっちゃいました…!!かわいい!
ゆきの さん 2021年9月27日