最後の願い~あなたがほしい~ (Page 2)

そして仕事を終えて、待ち合わせ場所に向かった。

会社の近くの公園だ。

二階堂くんはまだいなかったが、5分くらい経ってからやってきた。

「ごめん、待った?」

「ううん、今来たとこ」

「それで話って?」

「あ、うん…私、私ね、二階堂くんのこと諦めることにしたの」

「うん…」

「最近しつこかったよね、ごめんね」

「…」

「私、入社してからずっと二階堂くんが好きだった。きっとしばらくは忘れられないと思う。だから私、会社を辞めようと思って!」

「え…?」

「一緒に仕事してたらたぶん、もっともっと好きになっちゃうし、結婚した二階堂くんの姿なんて見たくないし、もしかしたら二階堂くんに迷惑かけちゃうかもしれないし…だから辞めた方がいいの!」

「いや、でも…」

「だから最後に哀れな私のお願いを聞いてほしいの」

「お願い?」

「最後でいいから私を…抱いて下さい…!二階堂くんの好きなようにしていいから…」

少し間があき、二階堂くんは口を開いた。

「うん、わかった。それで君が満足してくれるなら」

そして私達は私の住むアパートに向かった。

*****

家に着いた。

休む暇もなく私に襲いかかる二階堂くん。

「早くしよ」

冷たく言い放ち、強引に服を脱がそうとする。

「ちょっ、ちょっと待って!」

「何?俺のいう通りにするんでしょ?」

「そうだけど…」

「じゃあ、自分で服脱いで」

「うん…」

好きにしていいって言ったのは私だ。

ここで挫けたらダメだと自分に言い聞かせて服を脱いだ。

下着だけになった私を見て、二階堂くんはベッドに行き、私に手招きをしてきた。

二階堂くんの隣に座り、二階堂くんの顔を見る。

こちらをジッと見つめる二階堂くんに私の心臓の鼓動は速くなった。

そして熱くなっていく身体…

見られてるだけなのに、どうにかなっちゃいそう…

そんな私の背中に手をまわす二階堂くん。

ビクンと反応する身体。

触れられた背中が熱い…

そしてブラのホックを外された。

二階堂くんは私の後ろにまわり、後ろから首筋を舐め、胸を触りだす。

乳首をキュッと摘みながら乳頭を撫でている。

「はぁんッッ」

思わず声が漏れた。

「気持ちいい?」

「ッん、気持ちいいッ」

すると後ろから私の淫部を下着の上から触りだす。

「もう濡れてるね。ねぇオナニーしてみてくれない?1人でしてるとこ見てみたいな」

「え…?1人で?」

「嫌ならいいんだけど…」

「あ、する!するけど…恥ずかしいよ…」

「大丈夫、俺が指示してあげる、まずはパンティ脱いで」

私は二階堂くんのいう通りにし、下着は全て脱ぎ、全裸になった。

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